矯正歯科用アンカープレート② - 矯正歯科の豆知識

矯正歯科の豆知識

2016/01/13
矯正歯科用アンカープレート②

その①はこちらからご覧ください。
これまで矯正治療では「奥歯を後ろへ動かす」といった動きはほぼ不可能とされていました。
そこでアンカープレートが登場します!
アンカープレートは深いところで骨にがっちりと固定されているため、奥歯を動かすための大きな荷重に耐えることができます。
また引っ張りたい方向に埋入することができるため様々な方向に動かすこともできます。
まさに矯正科医の救世主ともいえる発明なのです。
アンカープレートの登場により歯を奥に動かすことでスペースを確保できるようになったため、これまでは歯を抜かないと治療できなかった症例でも歯を抜かずに治療することが可能になってきました(もちろんアンカープレートを使っても抜歯は避けられないこともありますが...)。
それだけでなく、歯を沈めるといった難しい動きもできるようになり、これまで治療が難しかった症例もよりよい結果を得ることができるようになりました。

矯正界の救世主ともいえるアンカープレートですが、メリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットとして
・とにかく取り付けるのが大変!つけるのも外すのも口腔外科に行く必要があります。費用も別途かかります。
・取り付けた後に感染してしまう可能性があります。感染してしまうとせっかく取り付けたのに外れてしまうこともあります。
しかしそれを上回るメリットも!
・後ろに動かすことでスペースが確保できるようになり、抜歯しなくても治せる症例も増加。
・様々な動きに対応できるため、難しいケースでも確実に治療が可能に。

矯正用アンカープレートの登場による治療の質の向上、矯正界も日々進歩発展しております。
新しい技術を学ぶべく、日々勉強していこうと思います。

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