矯正歯科の豆知識

矯正歯科の豆知識

2015/11/11
口呼吸の原因と対策

前回は口呼吸とはどのようなことかを紹介しました。
今回はその原因と予防方法を説明します。
●どうして口呼吸(こうこきゅう)をするの?
主に3つの原因が考えられます。
①鼻の病気があり鼻で呼吸ができず口呼吸をしている
②癖(くせ)で口呼吸をしている
③歯並びが原因で口を閉じることができず口呼吸をしている

●口呼吸(こうこきゅう)をするとどうなるの?
口が常に開いているため、下の顎(あご)が下がり、本来上の顎(あご)にくっついているはずの舌の位置も下がります。
そのため上の顎(あご)は狭くなり、下の前歯は舌により前に押されてます。また、食べものを飲み込む時、口の中を陰圧(いんあつ)にするため、唇を閉じる代わりに舌で上の歯と下の歯の間をふさぐため、前歯が前に押されます。その結果、上顎(じょうがく)前突(ぜんとつ)や下顎(かがく)前突(ぜんとつ)になることがあるのです。
その他にもむし歯、歯周病(ししゅうびょう)、ぜんそく、花粉症(かふんしょう)、アトピー性皮膚炎(ひふえん)、肺炎(はいえん)など様々な病気を引き起こす可能性があると言われています。

●口呼吸(こうこきゅう)を鼻呼吸(びこきゅう)に変えるためには?
①毎日一時間程、口を閉じてキシリトールガムを咬む
②食事の時は姿勢を正して口を閉じ、一口30回程両側で咬んで食べる
③唇のまわりにある口輪筋(こうりんきん)を鍛える
④鼻の病気がある場合は治療を行う、あるいは鼻に鼻孔(びこう)拡大(かくだい)のためのシールを貼り、鼻の通りをよくする

口呼吸を鼻呼吸に変える確実な方法はありませんが、地道に上記のことを意識してください。
健康は正しい呼吸からはじまります。みなさんもぜひ一度、呼吸法を見直してみて下さいね!
raku-n.jpg
ラクーンシティでは生体兵器T-Virusが蔓延していますので、写真の男性のような口呼吸は感染の危険性が高まります。

2015/11/10
口呼吸について

みなさんは鼻で呼吸をしていますか?実は自分では気付かないうちに、口で呼吸をしている人は意外と多く、ある実験では小学生の約8割が、口呼吸(こうこきゅう)をしているという結果が出たほどです。
口呼吸は歯並びを悪くするだけでなく、様々な病気を引き起こします。
まずは口呼吸のセルフチェックをしてみましょう!

1.無意識のうちに口が半開きになる   
2.前歯が出ている(上顎(じょうがく)前突(ぜんとつ)、下顎(かがく)前突(ぜんとつ))
3.下唇がぽってりとしたたらこ唇である    
4.唇がかさかさに乾燥している
5.食べものをペチャペチャと音をたてながら食べる
6.唇を閉じるとあごのとがったところに梅干ができる
実は一つでも当てはまるものがあれば要注意!口呼吸をしている可能性があります。

●鼻(び)呼吸(こきゅう)と口呼吸(こうこきゅう)はどう違う?
空気中には無数の病原体やごみ、ホコリが混じっていますが、鼻には吸い込んだ空気を浄化し、温度と湿度を適度に保つことで、肺や気管にダメージを与えないようにし、人間の免疫機能を正常に働かせる役割があります。
しかし、口呼吸ではそれが機能せず、汚染された空気がそのまま体の中に入り込むため、様々な病気を引き起こす可能性があるそうです。

2015/10/26
歯の型をとる謎の材料

こんにちは!歯科医師の木原です。
今日の歯の豆知識では、歯の型をとる材料についてお話ししたいと思います。
当院に通っていただいている方は誰しも経験がある、あの歯の型をとるときにおくちの中にいっぱいになる緑色(もしくは白)のむにむにした物体...、あのように歯の型をとる物体のことを印象材といいます。
印象材にはたくさん種類があって、用途によって様々に使い分けられます。
その中でも当院で使用している2種類について今日はご紹介したいと思います。

1つ目は、当院でもよく使用する「アルジネート印象材」です。
コンブなどの海草に含まれるアルギン酸が原料になっており、水と混ぜることによって硬化します。
寸法精度や安定性はいまいちなので、主に歯の形やかみ合わせの状態を観察する時や、被せ物作製時のかみ合わせ側を取る際などに使用します。

2つ目は、「シリコン印象材」です。名前の通りシリコンゴムが原料の材料です。
このシリコン印象材のいいところは非常に寸法精度・安定性に優れているところです。
そのため、高価な被せ物を作るときや、インプラントの型をとるときに使用されます。
また当院ではインビザラインや舌側矯正のブラケットを作製する際に使用します。
いくつかの種類で型をとられた経験がある方もいらっしゃると思いますが、ちゃんと用途によって使い分けているのです。
他の印象材についてはまた機会があれば紹介させていただきますね。

2015/10/21
カリエールという装置の紹介②

こんにちは。歯科医師の木原です。
前回はカリエールという装置を紹介させていただきました。
今回は、そのカリエールの効果について解説します。

それではどのように動いていくのか私の歯の写真で見てみましょう(新人衛生士が撮ってくれました!とっても上手です)。
kariel2.jpg
カリエール装着直後と装着後3ヶ月の写真です。
前歯と犬歯の間に隙間があいているのがわかります。
犬歯が後ろに動いてきたということですね。
犬歯が後ろに動いたということは、カリエールによってつながっている奥歯も動いたということです。写真で見てみると確かに奥歯も動いていますね!
カリエールはゴムを使用しなければまったく意味のない装置なので、装着してから3ヶ月間、毎日毎日ゴムかけを頑張りました!
一日最低20時間は使用しました
一日の変化は微々たるものですが、ゴムを毎日使うことで確実に効果は出るのだなと実感しています。
カリエールから次の治療の段階に進むために、もうしばらくゴムかけを頑張っていこうと思います。
カリエールで治療されている方も、ゴムかけをお願いしている方も、ゴムかけ一緒に頑張りましょうね!!

このカリエールを使用することにより、上下の歯列の前後関係を合わせることが出来るだけでなく、上の奥歯を後方に移動することができるので、歯を並べる隙間を確保することが出来るのです。

2015/10/13
カリエールという装置の紹介①

こんにちは。歯科医師の木原です。
今回はカリエールという装置についてのお話をさせていただきます。
この装置を使用する目的は、上の奥歯を後方に移動し、上下の歯列の前後関係を改善することです。
カリエールという装置は、最近開発された装置で、現在は一般的に使われている装置ではありません。
ですから、この装置を知らない歯科医師も多いので、特殊な装置を言えるでしょう。
当院の患者さんの中では、すでにお使いの方もいらっしゃると思いますが、実は私木原もこの装置を使って矯正中です。
カリエールは、顎間ゴム(エラスティック)の力を利用して、歯を奥に動かす装置です。
歯を奥に動かすことはとても難しいことなのですが、このカリエールという装置を使うとあら不思議!歯を奥に動かすことができます。

ではどのような装置なのか、どのように使うのか見ていきましょう。
kariel.jpg
図はオーソデントラムのHPよりお借りしました。
カリエールは、上図のような太い針金の装置です。
一方の端は犬歯に、もう一方は奥歯(第一大臼歯)に接着します。犬歯側にあるフックと下の奥歯に顎間ゴム(エラスティック)をひっかけ、ゴムの力で上の歯を奥に動かしていきます。ゴムの力で動かすので、ゴムを使わなければまったく意味のない装置です。ゴムはご飯と歯磨き以外、一日中使用します。
次回はカリエールの効果について、説明します。

2015/09/08
だ液の働き

 唾液には、健康に関わるさまざまな働きがあります。
例えば、食べ物の消化を助けたり、味を感じやすくしたりする働きです。
また、お口の中の汚れを洗い流す、食後酸性に傾いたお口の中を中和して、お口の中を中性に保つ、細菌の繁殖を抑える、歯の再石灰化によってむし歯を防ぐなど、さまざまな働きをしています。
 そんなすぐれた働きを持つだ液ですが、なかでもむし歯リスクの高い患者さんに特に有用なのが「刺激性だ液」です。
ものを咀嚼することで分泌される刺激性だ液は、咀嚼しない時の「安静時だ液」に比べると歯の表面の再石灰化を促す「重炭酸塩」という成分が20倍も多く含まれています。
そこで、刺激性だ液を増やすためにガムを噛むことがおすすめです!

<ガムの選び方>
歯に良い成分が入っているものを選ぶのがポイントです。
①POs-Ca(水溶性カルシウム)...だ液に溶けやすく、歯の内部まで染み込みやすいので、歯を丈夫で健康にする働きがあります。
②フッ素(緑茶エキス)...一般の緑茶にはたくさんフッ素が含まれています。緑茶エキスは、ポリフェノールを低減してフッ素が唾液に溶けやすいように工夫された素材です。
➂キシリトール...お砂糖と同じくらいの甘味があるためだ液が出やすいことと、むし歯菌が、むし歯の原因になる酸を作り出せないため、むし歯の発生や進行を防ぐという特徴があります。当院ではキシリトール100%のガムを販売しております。装置にくっつきにくいので、矯正治療中の方も安心してお召し上がりいただけます。

<食べるタイミングは?>
毎食後のお口の中が酸性に傾いている時や、食後に歯磨きができない時がおすすめです。

<こんな方におすすめ!>
・だ液量の少ない方(内服薬やストレス、噛む習慣の減少している方)
・だ液緩衝能が弱い方(むし歯の多い方)
・間食が多い、不規則な食生活の方
・スポーツ飲料や健康酢飲料をよく飲む方

お食事でよく噛むことはもちろんですが、ガムで刺激性だ液を増やしてみてくださいね!
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2015/08/11
歯ブラシの選び方

歯ブラシの選び方
先日、お子様に付き添いの保護者様対象に歯磨きについてのアンケートのご協力をお願いいたしました。
ご質問の多かった項目について、歯科衛生士の後藤がお答えしてきたいと思います。
今回のテーマは「歯ブラシ」です!

●どんな歯ブラシがいいの?
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汚れをしっかり落としたい場合は毛先が平らの歯ブラシをお勧めします!

ついつい力を入れ過ぎて磨いてしまう方や、歯周病予防を重視したいという方には、毛先の細くなっている歯ブラシをおすすめします。
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歯ぐきの際を磨きたい場合は、毛先が細く加工されている歯ブラシをお勧めします!

また、硬すぎる毛先は歯ぐきを傷つける原因になりやすいので、毛先の硬さは柔らかめ~普通がおすすめです。

●歯ブラシの大きさは?
歯の1~2本分位の大きさがおすすめです!
しかし、個人によって歯並びや、歯やお口の大きさは異なりますので、お気軽にスタッフへ確認してみて下さいね!

●歯ブラシの交換時期は?
1ヶ月に1本位のペースでの交換をおすすめしています。1~2週位で毛先が広がってしまっている方は歯磨きの力が強すぎる可能性があります。
歯ブラシを背面から見て、毛先が広がって見えてしまう位の歯ブラシでは、磨いているつもりでも、毛先がうまく当たらずに汚れを落としきれない可能性が高まってしまいます。
歯ブラシ選びや交換時期の参考になさってみて下さいね!
歯科衛生士・後藤えり

2015/08/10
横須賀市の矯正歯科医・麻由香の虫歯講座予防②

虫歯菌について
虫歯のなりやすさは遺伝だとお思いの方は多いですが、実は違います。
虫歯菌は数種類あります。
主な虫歯菌はミュータンス菌です。

実は、赤ちゃんの口の中にミュータンス菌はいません。
3歳までの間に成長過程で、主に母子感染(家族間)で感染します。
遺伝だと思われているのはこの為ですね。
家族間で同じ食器を使ったりする事で感染すると、言われています。
しかし、感染する期間は限られており、3歳までの間に感染しなければ一生感染せず、虫歯菌が少ない口腔内になる為、虫歯のない生活を送る事が出来るでしょう。
保護者の方の虫歯菌の数を一定量以下にコントロールすると、お子様に感染しませんし、虫歯菌のいるお子様でも、虫歯菌の数を減らす事で虫歯予防をする事が出来ます。

ここで虫歯菌を減らす方法ですが!!ご存知の方も多いでしょうが、キリシトールです。
キリシトールとは虫歯の原因となるお砂糖ショ糖使わない代用甘味料です。
虫歯菌は歯の表面に付着している磨き残し(飲食物に入っているショ糖)を栄養にして食事をして排泄物として歯を溶かす酸とネバネバを出しと一緒に歯面に付着します。
ここで、ショ糖の代わりにキリシトールを甘味料として接種することで、栄養不良になったミュータンス菌は衰弱するか、虫歯をつくれない善玉ミュータンス菌に変化します。
キリシトール100%製品を毎日10分2.3回3カ月摂取することで、虫歯菌を1/9に減らす事が出来ます。
1/9って衝撃的ですよね!!
現在キリシトール製品は、ガムやラムネタイプのタブレットだけでなく、グミやチョコレートなどもありとても美味しいです。美味しく虫歯予防も出来て一石二鳥でお勧めです。ヽ(^o^)丿

主な虫歯菌にはラクトバチラス菌という菌があります。
ラクトバチラス菌は、実は悲しい事に、矯正器具(※接着式のもの)を付ける事で3倍!!に増えてしまいます。
(T_T)歯並びを綺麗にしたくて器具を付けているのに、そのせいで虫歯菌が増加してしまうなんて、とても悲しいですが・・・事実です。
この菌は虫歯で治療して歯や、矯正器具など何かが接着している所を住み家にしていて、装置近く治療歯に虫歯を作ります。
治療した歯ばかり虫歯になり再治療するのはこの為です。
実は歯磨き状態が同じでも矯正をすると虫歯になり易くなります。
歯磨きの難易度も上がりますし、虫歯菌も増加している事が原因です。
結局は1本目の虫歯を作らない事、歯ブラシを徹底する事が重要になります。
ですので当院では、歯ブラシ練習に力を入れてご自宅での歯磨きが上達するようサポートさせて頂いております。一緒に楽しく練習して虫歯予防しましょう。
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2015/08/04
横須賀市の矯正歯科医・麻由香の虫歯講座予防①

虫歯ってどうやって、どの様になるんでしょうか?甘いものが好きだから?歯磨きをしないから?でも、歯磨きを頑張っているのに虫歯になってしまったり、歯磨きをサボっている人でも、虫歯になりにくい人がいるって聞いた事ありますよね・・・。実はそうなんです!虫歯は生活習慣病で、原因は一つではありません。

虫歯の原因は、大きく分けて5つあります。
①唾液
②虫歯菌
③飲食回数
④磨き残しの量
⑤歯の質
その5つについて、詳しくご説明したいと思います。

①唾液について
唾液は実は人によって性質や量が違います。唾液が多いと汚れを流してくれ、虫歯になりにくく、量が少ないとなりやすくなります。また、汚れを流すだけでなく虫歯菌に壊されそうになった歯の質を補填してくれる作用もあります。
これを唾液の緩衝能と言います。その能力が強い唾液の人と弱い唾液の人がいます。
それでは、緩衝能の強い唾液が沢山出るように、変化させていきたいですね・・・。でも、悲しいお知らせが。実が唾液の質は変える事ができません。なので、虫歯予防の為には唾液量を増やす取り組みをしていきます。食事をゆっくり沢山噛んで食べること、ミントのキシリトールタブレットや音波歯ブラシなどの刺激で唾液の分泌を促すなどの方法があります。医学的根拠はないですが、当院のスタッフも唾液の増加を実感している方法ですので、お勧めです。
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2015/07/29
これは魅惑?!キシリトールの効果

こんにちは、歯科衛生士の小笠原です。 さっそくですがキシリトールとは何かご存知ですか? コマーシャルやお店などで目にする事があると思いますが特徴や効果について、簡単にご説明させていただきます。 キシリトールの特徴 ① 白樺や樫の木などの原料から作られる天然素材の甘味料 世界保健機構(WHO)で認められている安全性の甘味料です! ② 砂糖と同じくらいの甘さなのにカロリーはキシリトールの方が低い!(1g2.8kcal) ③ 溶ける時に熱を吸収するので、独特の清涼感があります。 キシリトールをお口の中にいれると周りの熱を奪うのでひんやり効果があります♪ ④ 食べ物にもキシリトールは含まれている イエロープラム、いちご、カリフラワーなどに多く含まれています! ちなみに虫歯予防に必要なキシリトールの量は1日で5~10gです。 なんとこの量をいちごパックに例えると 17パック 食べなければならないのです! 果物でもキシリトールは摂取することができますが、ただし果糖が入っているので、虫歯予防にはなりません。 当院では手軽に摂取できる歯科医院専用100%のキシリトールガムやキシリトールタブレットをオススメしている理由はそこにあります! 歯科医院専用キシリトールガムはキシリトール100%配合! ガムベースが硬いので歯や矯正装置につきにくい! 砂糖が含まれていないので歯磨きした後でも召し上がる事ができます! 虫歯予防には歯磨きが一番大事なのは言うまでもありませんが、矯正装置を付けていると虫歯菌が3~5倍に増えてしまうので虫歯になりにくくする為にキシリトール100%の物を活用してみてください♪ キシリ.jpg

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