歯並びを悪くする?「態癖」のお話 - 矯正歯科の豆知識

矯正歯科の豆知識

2016/02/16
歯並びを悪くする?「態癖」のお話

歯科衛生士の高橋です。みなさんは「態癖(たいへき)」という言葉をご存知ですか? 「態癖」とは、無意識に行っている悪い生活習慣のことです。 お子様の身体は成長段階にあるため、柔軟で比較的小さな負荷でも歯並びや咬み合わせに悪影響を与えてしまいます。 こうした悪影響を招く原因として、以下のものが挙げられます。 ★指しゃぶり 指で上下の咬み合わせを悪くする状態になるほか、上の前歯を裏から押し続けることになるため、開咬や上顎前突を引き起こしやすくなります。 ★舌の癖 常に舌で前歯を押し出したり、食べ物を飲み込むときに舌を出したりする癖を舌癖(ぜつへき)と言います。舌癖は前歯の歯並びに悪影響を及ぼします。 ★口呼吸 慢性的な鼻炎などで鼻がつまり口呼吸が習慣化すると、常に口が開いた状態になり、顔面の筋肉や骨格、咬み合わせに悪影響を及ぼします。 ★歯ぎしり・食いしばり 歯ぎしりや食いしばりが習慣化すると、歯や顎に過度な負担がかかり、歯並びの乱れや顎関節症を引き起こすことがあります。 ★片咬み 食べ物を噛む歯が片方に偏っていると、顔の歪みや変形を引き起こすことがあります。 ★爪咬み・唇咬み 爪や唇を咬む癖は、歯や歯ぐきに大きな負担になります。不自然な顎の動きが習慣化して、顎関節に悪影響を及ぼします。 ★頬杖 頬杖は、人間の身体の中でももっとも重い頭部を顎で支える行為。重みが一点に集中することで、顎が変形してしまうことがあります。 ★うつぶせ寝・横向き寝 うつ伏せや横向きの状態で寝ていると、顎の骨に負担がかかります。長時間の睡眠となるとその影響は少なくありません。 ★早食い・丸呑み よく噛むことは、顎の正常な発達に大きな役割を果たします。しかし、やわらかい食品が多くなったことで、よく噛む習慣は薄れつつあります。顎の成長のためにもよく噛むことが重要です。 当てはまるものはありましたか?癖に気がついたら、やめるようにしてみましょう。 当院ではお子様に限らず、舌の癖が強い患者様にはMFT(口腔筋機能療法)を指導しています。 歯並びへの影響を減らすために、舌を正しい位置に置いておく習慣をつけるトレーニングです。  046.jpg

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