デコボコと反対咬合症例 歯を抜かない治療 - 矯正症例集

矯正症例集

2012/11/09
デコボコと反対咬合症例 歯を抜かない治療

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上の歯にデコボコがあるだけでなく、上の前歯より、下の前歯のほうが前方に出ている反対咬合の歯並びでした。

最初に矯正装置を付けて、デコボコの歯並びを改善していきます。
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デコボコが改善されて、歯が直線になったら、青い線に沿ってゴムを使用します。青い線が縮むとイメージしていただければ、下の前歯が後方へ移動し、上の前歯が前方に移動することが理解できると思います。
画像で見えやすくするために、ゴムを青いラインで表示していますが、実際は透明なゴムを使用するので、目立ちません。
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ゴムの効果が十分に効いて、上下の噛み合わせが改善されました。
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上下の歯の中心が一致して、デコボコも改善されました。

考察
この歯並びは、反対咬合の程度が重く、横顔の写真から、下の顎が出ていることが分かることから、歯並びだけの問題ではなく、顔面骨格の問題もありました。
つまり顔のバランスから判断すると、下の顎が大きすぎる形で、骨格性反対咬合といわれています。
このように、顔面骨格の問題がある場合は、矯正治療だけで治療するか、それとも外科手術を行って下の顎を小さくし、顔面骨格の問題も改善するという二つの方法が考えられます。
矯正治療だけでも、外科手術を行っても治療できる歯並びでしたので、患者さんと相談し、外科手術はしないで、矯正治療だけで治療することになりました。
外科手術をしない場合に比べてデメリットも多いので、十分な説明が必要となります。
また外科手術をしないで矯正治療だけで治療する場合は、下あごの大きさを変えることはできないので、顔面骨格の問題は改善できません。
両方の治療方法を説明し、メリット・デメリットを説明した上で、患者さんに治療方法を判断していただきます。
今回の歯並びでは、正直にいうと外科手術を行う方が、より完成度の高い治療になることを説明しましたが、ご本人と保護者様が手術はしたくないということでした。

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