出っ歯の歯並びを抜かないで治療した症例 法政二高 斎藤貴彬くん - 矯正症例集

矯正症例集

2012/08/16
出っ歯の歯並びを抜かないで治療した症例 法政二高 斎藤貴彬くん

貴彬初診.jpg 斎藤貴彬くんは、写真をご覧になって分かるように、上の歯が前に出ている上顎前突という歯並びでした。 学校では「ねずみ」と呼ばれていたそうで、お父様・お母さま共に貴彬くんの歯並びを心配されたそうです。 227-2773_IMG.jpg227-2775_IMG.jpg 上の前歯はかなり前方に突出していましたがデコボコが少なく、症状から考えると、彼の歯並びは、成長発育が残っている時期であれば、歯を抜かずに並べることができる可能性があることを説明いたしました。 写真を見ると上の歯が下の歯の位置を基準に考えると、かなり前方に出ているのが分かります。 また下の前歯が上の前歯ではなく、前歯の裏側の歯肉に噛みこんでいたので、外見的な問題だけでなく、歯肉に痛みを発生させる歯並びと言えるでしょう。 240-4068_IMG.jpg 最初にマルチブラケット装置を上下の歯に接着して、上下の歯を別々に並べていきます。 274-7461_IMG.jpg ワイヤーが太くなってきたら、フォーサスという大きなバネを付けました。 この装置は、このような上顎前突を治す目的で開発された装置で、上の歯を後ろに移動するだけではなく、成長期であれば、下アゴの成長を促進させ、下の歯を前に出すというより、下アゴを全体的に前に出すことが出来る場合があります。 413-1399_IMG.jpg 治療後の写真では、上下の歯の噛み合わせがしっかりと確認することが出来ます。 さらに歯を1本も抜かずに矯正治療を行うことが出来たのは、治療をする歯科医師の立場として、嬉しいだけでなく、お父様・お母様に大変喜んでもらえました。 413-1396_IMG.jpg413-1394_IMG.jpg 歯並びの治療だけではありません。 このように治療前後の顔写真を比較すると、歯並びが顔全体の印象だけでなく、治療をした患者さん全体の雰囲気というか、イメージそのものが変わってしまうということです。 この治療例では、歯を抜かずに並べることができましたが、より症状の悪い歯並びでは、歯を抜いて治療を行うことを選択することがあることを追加させていただきます。 治療をする歯科医師としても、抜かずに治せることもありますが、抜かずに治すことが逆に患者さんの希望どおりに改善することが出来ない場合もありますので、そのような場合は、抜く場合と抜かない場合を比較して説明した後に、治療方法を決定することがあります。 ご本人と保護者様より、写真の掲載と実名を掲載することを快く了承していただきました。

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